2023.05.29

ダンゴムシの観察 年長あやめ組

園の活動

暖かくなってきてから、ダンゴムシを園内のあちこちで見かけるようになりました。

興味のある子は、捕まえると丸くなるところや、歩いている様子を見て楽しんでいましたが・・・。

“ダンゴムシの本"を部屋に置いておいたところ、飼育の仕方のページを見つけ、「やってみよう!」と挑戦が始まりました。

ダンゴムシが育つための土、餌となる落ち葉や石を、しっかり調べながら環境を整えていきます。

毎日のように観察したり、本を読んでいくうちに、見つけやすい場所やオスとメス、大人と子どもの違いなども分かるようになり、それを友だちと共有しています。

ある日、飼育の容器の中で、からだの半分が白いダンゴムシを発見。

初めて見る姿に、改めて本をみると、脱皮をしていたことがわかりました。

近くには脱いだ皮も残っており「また少し大きくなったんだね。」と貴重な姿も見られました。

そして、今度は容器の中で赤ちゃんも生まれたのです。

とっても小さく、1㎜ほどの白い点ですが、よく見るとダンゴムシの形をし、歩いていました。

この大発見の出来事を絵や字にして伝えます。

あまりダンゴムシに興味をもっていなかった子たちも、話を聞いたり絵を見て赤ちゃんの誕生を喜んだり・・・。

実際に飼っていくなかで、目にした体験を図鑑で調べ、また観察する。

これを繰り返しながら興味関心を深めています。

最近では「だんちゃん」「だぁ~ちゃん」「だんだん」など名前も付けています。

今後の展開も楽しみです。