2023.05.01

5月の挨拶

 子どもたちの「あ!大谷選手だ」という声を耳にし、見てみると、それは玄関フロアに飾った「兜」でした。
 熱い戦いを勝ち抜いて優勝を手に入れたWBCを経て、野球への関心が高まる中、大谷選手の活躍を子どもたちが目にすることも増えているのでしょう。
 「カブト」の存在が、こういった形で子どもたちに認識されていった、という事実は、あらためて幼児教育における「環境」の重要性を感じさせてくれました。
 新しいモノやコトを知っていくきっかけは、人それぞれに異なるけれど、「不思議だな」「おもしろいな」という興味・関心が原動力になっていることには違いありません。
 そして未知なるものであった「カブト」は「兜」となり、やがて文化や芸術、歴史等々、更なる探求へと導かれていくのでしょう。
 悠々と泳ぐ鯉のぼりの下、遊び込む子どもたちの元気一杯な声を聞きながら、これからもワクワクと心が動く環境をつくっていこう、と心あらたにしています。
 今月もよろしくお願いいたします。