2020.12.01

12月の挨拶

 ある日、見上げた空に広がる雲があまりに美しく、子どもたちと一緒に見続けていました。雲はできる高さと形で10種類に分けられ、「十種雲形」などと呼ばれるそうです。上層雲のいわゆるウロコ雲だったのですが、とても繊細なさざ波がどんどん変化していく様は、ダイナミックで、宇宙を感じるひとときでした。

 さて、未だ収束の見通しも難しい中、12月を迎えました。「はじめに行事ありき」ではありませんが、安全対策をしつつ、年長の「夜のスペシャル幼稚園」、運動会、さつまいも掘りや芋煮会、防災教室やふれあい動物村、そして展覧会と、無事に展開できたことを、嬉しくありがたく思っています。これまでの園生活で培った様々なものをひとつの形として表現できたことは、一人ひとりの育ち、集団としての育ちのいずれにとっても、大切な節目となりました。そして今月の遠足は、校外学習としてのねらいを持ちながら、思い切り遊ぶ楽しい1日にしたいと思います。

 改めて、ご理解ご協力に感謝し、2学期の締めくくりの月を大切に過ごしてまいります。