園長挨拶

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園長挨拶

 命の誕生を知ったすばらしい日から、時には悩み迷いながらもお子さんからたくさんの笑顔をもらい、毎日をがんばっていらっしゃることと思います。幼稚園に入るということは、お子さんはもちろんのこと、ご家族の方にとっても、新しい世界の扉をひらくことですから期待と共に「何となく不安」であって当たり前です。
 私どもの基本はご家族の方と一緒に、かけがえのないお子さんにたくさんの愛情をそそぐこと、お子さんの持っているすばらしいものを伸ばし、深め、広げていく、ということなのです。その中で生まれる悩みやつまずきは、共に考え心をあわせることで、喜びや希望に変えていくことができます。ご家族の方も幼稚園時代を楽しんでいけるよう、いつでも「子育て応援幼稚園」でありたいと思っています。

園長 當麻 祐子

平成29年10月2日

 ついこの間まで、木に鳴くセミを追っていた子ども達の手に、バッタやカマキリの姿をみるこの頃です。
 黄緑だったヨウシュヤマゴボウの実も赤紫に熟し、始まっていた色水あそびに加わりました。他の花々や葉っぱから抽出した色と比べたり、混ぜたりしながら濃淡だけでない色のバリエーションを発見し、つくり出しています。
 ひとりで夢中になる子、先生と一緒に楽しむ子、友達とごっこ遊びをする子などなど、身近な物や人とかかわりながら遊び込み、育っていくさまざまな姿があります。爽やかな風の中、存分に身体を動かし、心をはずませ、すごして参りたいと存じます。

平成29年9月1日

 記録的な長雨から猛暑へと、この夏は例年にない大きな天候の変化が続いています。川の氾濫や土砂崩れなど甚大な被害を被っている地域も多く、少しでも早い復興が待たれるところです。
 さて、皆様の夏休みはいかがだったでしょうか。園では地下パイプを含めた中トイレの全面改修が無事に終わり、明るく楽しいトイレが誕生しました。
 又、どんぐりルームには、スペシャルデーのみならず、卒園生が沢山来て下さいました。元気な姿に会えた上、少し離れた年齢同士ならではの楽しさや充実感を感じとることが出来、とても嬉しく思いました。
 一方教職員は、それぞれのテーマに添った様々な研修で学び、教職間でシェアしながら、2学期からのより良い保育教育、環境構成に取り組んでいこうと思いを熱くしています。
 子ども達の主体性を育むために、これからも色々な角度から見直しをかけ、力を尽くして参りたいと存じますので、引き続きご理解ご協力の程、宜しくお願い致します。残暑が続き、疲れが出やすい頃となります。ご家庭におかれましても体調管理に充分ご留意下さい。

平成29年7月18日

 うだるような暑さが続いていますが、色鮮やかな夏野菜や果物が店先に並び元気を発信してくれているかのようです。
 さて、本日、充実した一学期を無事に終了することができました。安心して過ごす中で、自分の好きな遊びをみつけたり、出会ったり、広げたりしながら、ひとりもみんなも楽しい喜びの時間がつくられていく、そんな一人ひとりの姿がありました。
 4月からの歩みは、例えば持ち帰った作品で、例えば口ずさむ歌で、目にみえる色々なものから気付くことが出来ます。けれどきっと、何気ない行動やふとした言葉から豊かな育ちを感じとって下さることがたくさんあったのではないかと思います。あらためて、皆様方のご理解、ご協力に感謝申し上げます。
 色々な計画、ご予定があるかとは存じますが、この夏休みも「早寝・早起き・朝ごはん」をお続けいただき、元気にお過ごし下さい。

平成29年7月1日

 ついこの間まで花だったキウイが、小さな楕円形の実になりました。収穫は秋。追熟をして実際に食べられるのは更にその先ということになります。
 年長さんが取り組んでいる梅ジュースづくりも「作業」としては複雑なものとは言えないかもしれませんが、見守りながら「時間」の力をかりなければ完成することが出来ません。「待つ」ことの豊かさを子ども達と共に楽しんでいるこの頃です。
 一学期をしめくくる7月、引き続きのプール遊びにカレーパーティー、お楽しみ会、等々、元気一杯、充実した日々を重ねて参りたく存じます。

平成29年6月1日

 みどりの丘から「ホーホケキョ」と盛んに鳴く声を耳にするようになったのは、5月も半ばを過ぎてのことでした。春告鳥の別名を持つウグイスですから、イメージとしては今頃?!と不思議に思いましたが、実は繁殖期は初夏で、オスが縄張りをつくり、1日に1000回ほど鳴く事もあるそうです。
 その声と姿が結びつくよう、園内の「みどりの丘ニュースポスター」にはウグイスの写真が加わりました。子ども達は「この鳥、さっき鳴いてたよ」などと話してくれます。大切な幼児期、自然の移りかわりや広がりの中で、存分に遊び込む日々がここにあることを、感謝をもって守り続けたいと、あらためて思うのです。
 個人面談、父の日参観、プールや遠足などご協力を頂きながらすすめて参りたく存じます。

平成29年5月1日

 リズムの里では背丈を伸ばしていく蕗に誘われるように、筍が次々と姿をあらわしています。新しい環境に溶け込み、自らかかわりながら遊びを見つけていく、小さくもたくましい子どもたちの日々に重なります。
 さて、今月は内科・歯科検診をはじめ、ひきとり訓練や交通安全教室など健康や安全に関する行事があります。手洗い、うがい、歯磨き、食べる、遊ぶ、寝るという毎日が元気を作っていくのだということをお子さんなりに理解し、自分の行動になっていくよう、園生活の中でも基本的な生活習慣を大切にしていきます。風薫る5月、体をいっぱい動かし戸外遊びを存分に楽しんで参ります。

平成29年4月10日

 ご入園、ご進級、誠におめでとうございます。今日の日を待ちわびていたかのように、園庭の黄色や紫のかわいい花達が咲きはじめました。春の日差しを浴びて育つこの花々のように、お一人おひとりが豊かに成長していくよう、「つよく・あかるく・かしこい子」の育成に向け、ご家庭と手を携え、心を込めてつとめて参ります。  どうぞ宜しくお願い致します。

平成29年3月1日

 玄関の遊びコーナーの横に、ひな段が飾られました。その初日のことです。3人の年中児がひな段をみつけると、すっとしゃがんで手をあわせたのです。すぐに子ども達はぱらりと離れ、それぞれの遊びを始めました。本当にあっという間の事でした。どうしても気になって、一人の男の子に「何をしていたの?」と聞くとキョトンとしています。「ただ、そうした」というだけのようでした。特別なお願いごとをしたというのではなく、ひな飾りから得た何か、「厳か」よりはもう少し親しみのある「清閑」や「静謐」といったものを感じ取ったのでしょうか。「オガム」という言葉は聞いたことがあっても「拝む」にはまだつながっていない、いつも活発に遊び込んでいる子ども達の、その内面の育ちに触れることが出来た思いでした。
 そうして迎えた3月です。ありがとうの気持ちを込めた園外清掃や手紙の活動と共に、年少、年中さんはクラスメンバーをシャッフルしたり、担任を交替して、友達や先生との関りを広げ、進級への準備を少しずつ行っていきます。
 感謝と期待をもって次へと歩み出す「つよく・あかるく・かしこい」育ちへの締めくくりの月を、大切にして参ります。

平成29年2月1日

 ある場所にカメラを据え、行き交う人々との姿を映していく、いわば定点観測するような「72時間」という番組があります。先日、その番組で宮崎県のとある場所の3日間がうつしだされました。その屋根付きの屋外には誰でも自由に弾けるピアノが置いてあるのです。老若男女がふらりと、あるいは目的をもって鍵盤に指を置き、それぞれの音を生んでゆく姿に引き込まれました。
 その場所での何らかの「つながり」を求めている人もいれば、自分の中にある思いや思い出を、引き出したり引き連れてくるものとして、自身のつながりを求めている人もいるように思えました。
 音楽に限らず、表現というもののもつ不思議な力を感じます。そして表現や表出の前に必要不可欠なものが、それぞれに生まれながらにもっているものと、さまざまな体験との出会いでしょう。
 音楽会の練習が始まり、その体験を日常の遊びにつなげ、新しい遊びをつくりだしている子どもたちの姿があります。音楽会という表現の場をもつことのさまざまな意味をあらためて感じています。幼児期に友だちとつくりあげた表現の思い出は、豊かに成熟しながら新しい何ものかを生みだしていく、つながりの力になっていくに違いありません。

平成29年1月10日

 明けましておめでとうございます。穏やかな年明けを皆様でお迎えになったこととお喜び申し上げます。本年もどうぞ宜しくお願い致します。
 今年の十二支は「酉」ですが、そもそも十二支の文字の起源は植物の生育を表したものだそうで、のちに十二獣に結びつけられたとのことです。よく言われるように「トリ」の音から「取り込む」に繋がり、商売をする方々にとっては良い年であり、そもそもの「酉」の由来からすれば「果実が極限まで熟した状態」ということで、物事や運気の上昇に結び付き、成果や結果が得られる年といわれる訳です。どんな小さなことでも何かひとつ目標や願いを持ち、スタートを切るには心強い年といえるかも知れません。
 さて、3学期は年度のまとめの学期となります。4月からの一人ひとりの歩みを大切にしながら更に一歩、更に豊かな実りとなるよう心を込めて保育教育を展開して参ります。どうぞ宜しくお願い申し上げます。