園長挨拶

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園長挨拶

 命の誕生を知ったすばらしい日から、時には悩み迷いながらもお子さんからたくさんの笑顔をもらい、毎日をがんばっていらっしゃることと思います。幼稚園に入るということは、お子さんはもちろんのこと、ご家族の方にとっても、新しい世界の扉をひらくことですから期待と共に「何となく不安」であって当たり前です。
 私どもの基本はご家族の方と一緒に、かけがえのないお子さんにたくさんの愛情をそそぐこと、お子さんの持っているすばらしいものを伸ばし、深め、広げていく、ということなのです。その中で生まれる悩みやつまずきは、共に考え心をあわせることで、喜びや希望に変えていくことができます。ご家族の方も幼稚園時代を楽しんでいけるよう、いつでも「子育て応援幼稚園」でありたいと思っています。

園長 當麻 祐子

平成30年6月1日

 園芸種のアジサイの母種とされる額紫陽花が咲き始めています。丸みを帯びたアジサイとは異なる趣きを感じさせ、初夏の訪れを告げているようです。
 さて、先日の交通安全教室には多くの保護者の方にお越し頂き、誠にありがとうございました。東村山警察署と東村山市役所の方々から、自転車のルールについてお話を頂きました。園児たちにも、立派な姿をおほめ頂くと共に、交通安全についてわかりやすくお話して下さいました。その後、歩道から車道へ降りる時の前後の確認、シーズンを迎える水の事故への注意等の話も頂きました。今後も安全教育をすすめて参りますが、何より子どもの手本になるような日々の大人の行動を心掛けていきたいと思います。
 さて、6月は個人面談から始まります。ご進級、ご入園から約2ヶ月弱ですが、ご家庭のご協力を頂き、それぞれに園生活を楽しむ姿が見られ嬉しく思っています。そんな園での姿をお伝えし、ご家庭でのご様子などをお聞かせ頂きながら、お子様の次への豊かな歩みにつなげて参りたいと存じます。

平成30年5月1日

 東側園庭で顔をのぞかせたタンポポが黄色の花を開かせたと思っていたら、もう、かわいい綿毛になって5月の風を待っています。ご入園ご進級から10日ほどでの参観日でも感じて頂けたと存じますが、お子さんの吸収力は素晴らしく、環境をどんどん自分のものにしていく姿があります。だからこそ、大人側が「早く次へ」と急かせることなく、又逆に、「まだ、ここに」と留めることなく、一人ひとりのテンポやリズムを大切にした柔らかな風でありたいと思うのです。
 さて、今月は健康や安全に関連した行事があります。朝ごはんを食べてスタート、昼間は身体を動かして存分に遊ぶ、そして遅くならずにたっぷり寝る、というサイクルが、元気な毎日をつくっていくことをお子さんなりに理解し、行動につながるよう、ご家庭と連携しすすめて参りたいと思います。今月もどうぞ宜しくお願い致します。

平成30年4月1日

 園庭の花々が美しく咲き揃い、平成30年度がスタート致しました。
 ご入園、ご進級、誠におめでとうございます。教職員一同この日を楽しみに待っておりました。
 「つよく・あかるく・かしこい子」の教育目標の下、お子様お一人おひとりの歩みを大切にしながら、ご家庭と手を携え、豊かな成長を願って心を込め、力を尽くして参ります。どうぞ宜しくお願い申し上げます。

平成30年3月1日

 日本人の活躍に湧いた平昌での冬期オリンピックが閉幕しました。ひたむきに努力を続けてきた世界各国の選手たちと、支えてきた方々の姿から、沢山の感動や学びを頂くことができました。ようやく辿り着いた舞台で、天候や他者との接触などのアクシデントに見舞われ、実力を出し切れなかった選手も少なからずいました。さぞや無念であろうと思われる結果であっても、何かや誰かのせいにせず、全てを糧として自身の向上につなげていこうとする姿勢に頭が下がると共に、越えてきた道のりの真の豊かさを思ったのでした。
 さて、いよいよ年度の締めくくりの月を迎えます。
 年少中は、担任交替やクラスメンバーシャッフルなどを行い、期待をもって4月を迎えられるよう環境を整えていきます。園生活で培った、様々な力を子ども自身も感じとりながら、感謝の心をもって進級・進学へと歩を進めて参りたいと存じます。
 ご理解ご協力を頂きました保護者の皆様に感謝申し上げ、残りの日々を大切にして参ります。

平成30年2月1日

 あちらこちらに残る雪に紅梅の花びらが舞い、小さな春の訪れを待っているかのようです。
 さて、先日のクラス対抗ゲームは、お正月らしいものや展覧会での作品から結びついていったものなど、日常の活動の流れの中にあって、身体全体を使い競う楽しさを味わうものでした。総合得点の予想や得点差、順位の予測など、思考をめぐらせ、友達と力を合わせて楽しみました。そこで使われたモノは子どもたちが話し合い考え、思いをもって作ったものですが、「クラス内では上手くいったのに」「なぜ他のクラスはほとんど落とさないのだろう」など、悔しい思いも生みました。けれどそれが次の力へとつながります。
 ゲーム大会が終わってからも「もっとこんな風に作ればよかったんじゃないかな」と表現の形から勝負の形へと改良を重ねる姿がありました。又、「この犬には家もつくってあげよう」と【ごっこ】に広げていく子どもの姿もありました。豊かな遊びが次の遊びを生み出し、子どもたち一人ひとりの底力になっていくのを実感する日々です。
 体調管理に気を付け、充実の2月を展開して参りたいと存じます。

平成30年1月1日

 明けましておめでとうございます。お健やかに新しい年をお迎えになったことと存じます。本年も何卒よろしくお願い申し上げます。

 さて、今年は戊戌(つちのえ いぬ)の年であり、動物にあてはめると犬になります。犬は安産とされたことから戌の日に帯祝をする風習もあり、昔から人々に愛される身近な存在だったことがわかります。
 園に届く嬉しい年賀状にも色々な犬の絵が描かれていますが、そもそも年賀状は年頭の挨拶まわりの際、玄関口に名刺を置いてくるようになったのがはじまりとのことです。それがやがてハガキとして託されるようになり、明治のころから1月2日の書き初めの日に書き、1月7日の松の内に出すようになったそうです。そして元日に配達する現在のかたちになっていきました。時は流れ、年賀状はメールやラインに移りかわりつつありますが、形はかわっても伝えたい思いをのせてくれる「託せる何か」の存在はこれからもずっと必要とされるのではないかと思います。そして笑顔あふれる言葉が行き来するような一年であるよう願っています。
 さて、年度のしめくくりとなる3学期、ご理解とご協力を頂きながら明るく豊かな日々を重ねて参りたいと存じます。

平成29年12月1日

 色づいた落葉が舞い、冬芝のやわらかな緑や年少組が育てている大根のつややかな緑がひときわ美しいこの頃です。
 さて、先日園庭開放での出来事を、未就園児の親御さんからお聞きしました。すべり台の階段をひとつ、ひとつ、と登りはじめた時、年長と思われる2~3人の子が、その後ろに並んだそうです。そこで、「お友達が待っているから早く登りなさい」と言うと、「あ、大丈夫です。私達待っているのでゆっくりで大丈夫です。」という言葉が返ってきたそうです。思いがけない言葉に感動したとの事でした。
 相手の気持ちを汲み、それを言動であらわせる心の育ちを、とても嬉しく思いました。子ども達は日々の生活の中で、愛情と信頼関係に支えられ、友だちとの関わりの中で自分らしさを発揮しつつ、ぶつかり、主張しあい、折り合いをつけていく経験を積んでいきます。葛藤やつまづきを乗り越え、自分の気持ちを調整していくことを、何度も何度もくり返しながら、友達と共にいることの喜びを味わい、自分の良さに気付き自信をもって行動できるようになっていきます。子どもの育つ力を信じる、あたたかなまなざしと、豊かな体験を保障していく大切さを、あらためて感じたことでした。
 2017年最後の月、元気一杯感謝に満ちた充実の日々を過ごして参りたいと存じます。

平成29年11月1日

 園の玄関先に飾ってあったジュズダマは、別名をトウムギというイネ科の植物です。昔はこの辺りの水辺などにもみられたものでしたが、見かけなくなってから随分と経ちます。実のような苞(ほう)を使って数珠を作ったことが、名前の由来になったそうです。熟すと黒褐色から淡灰青色、灰白色へと変化し、美しい光沢をもちます。お手玉の中身にしたり、マラカスを作ったり、一粒一粒、糸を通しネックレスなどにしたものでした。
 今は、遊び道具の多くが購入することで得るものになっていますが、それはそれの良さとして活用しながら、身近な自然から見付け出していく、創り出していくことを大切にしていきたいと思います。嬉しいことに、みどりの丘で遊ぶ子ども達の姿からそれを感じとることができます。
 完成されたおもちゃには無い、トゲや、デコボコや、不揃いや、変化や、臭いや・・・、そういった植物や生物を、その存在に感謝しつつ、これからも、不思議だな、おもしろいなと感じながら手間暇かけて遊ぶ醍醐味を沢山味わってほしいと願っています。

平成29年10月2日

 ついこの間まで、木に鳴くセミを追っていた子ども達の手に、バッタやカマキリの姿をみるこの頃です。
 黄緑だったヨウシュヤマゴボウの実も赤紫に熟し、始まっていた色水あそびに加わりました。他の花々や葉っぱから抽出した色と比べたり、混ぜたりしながら濃淡だけでない色のバリエーションを発見し、つくり出しています。
 ひとりで夢中になる子、先生と一緒に楽しむ子、友達とごっこ遊びをする子などなど、身近な物や人とかかわりながら遊び込み、育っていくさまざまな姿があります。爽やかな風の中、存分に身体を動かし、心をはずませ、すごして参りたいと存じます。

平成29年9月1日

 記録的な長雨から猛暑へと、この夏は例年にない大きな天候の変化が続いています。川の氾濫や土砂崩れなど甚大な被害を被っている地域も多く、少しでも早い復興が待たれるところです。
 さて、皆様の夏休みはいかがだったでしょうか。園では地下パイプを含めた中トイレの全面改修が無事に終わり、明るく楽しいトイレが誕生しました。
 又、どんぐりルームには、スペシャルデーのみならず、卒園生が沢山来て下さいました。元気な姿に会えた上、少し離れた年齢同士ならではの楽しさや充実感を感じとることが出来、とても嬉しく思いました。
 一方教職員は、それぞれのテーマに添った様々な研修で学び、教職間でシェアしながら、2学期からのより良い保育教育、環境構成に取り組んでいこうと思いを熱くしています。
 子ども達の主体性を育むために、これからも色々な角度から見直しをかけ、力を尽くして参りたいと存じますので、引き続きご理解ご協力の程、宜しくお願い致します。残暑が続き、疲れが出やすい頃となります。ご家庭におかれましても体調管理に充分ご留意下さい。