園長挨拶

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園長挨拶

 命の誕生を知ったすばらしい日から、時には悩み迷いながらもお子さんからたくさんの笑顔をもらい、毎日をがんばっていらっしゃることと思います。幼稚園に入るということは、お子さんはもちろんのこと、ご家族の方にとっても、新しい世界の扉をひらくことですから期待と共に「何となく不安」であって当たり前です。
 私どもの基本はご家族の方と一緒に、かけがえのないお子さんにたくさんの愛情をそそぐこと、お子さんの持っているすばらしいものを伸ばし、深め、広げていく、ということなのです。その中で生まれる悩みやつまずきは、共に考え心をあわせることで、喜びや希望に変えていくことができます。ご家族の方も幼稚園時代を楽しんでいけるよう、いつでも「子育て応援幼稚園」でありたいと思っています。

園長 當麻 祐子

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平成30年11月1日

 先日、年長さんが東久留米第10小学校の「たけのこまつり」と野火止小学校の「遊びの会」に幼少連携の交流会として参加して参りました。この先、大岱小学校との交流会も予定されていて、少しずつ小学生になるということの心の準備がすすんでいくことになります。

 こうした点はもちろんなのですが、交流を通して得ているもののひとつが「新しい遊び」のきっかけです。子どもは体験したものがおもしろいと感じればもっとやってみよう、自分なりにやってみたいと行動を起こします。それが今回は「たけのこまつり」の紙とんぼや、「遊びの会」の紙コップけん玉でした。
 例えば「紙とんぼ」。さっそく翌日には年長児が「ゲームをしているので来て下さい」と年少から先生まで色々な人に声をかけていました。行ってみるとテラスに机を置き、ルール説明を書いた紙があり、点数の書かれた発泡スチロールをひもで吊るした的に、紙とんぼを当てるというゲームをやっていました。又、他クラスではあらたに紙とんぼを作ったり、テラスにカラービニールテープで点数表をつくり、距離で点数を競うゲームで遊びはじめていました。
 自分たちなりに身近な素材や道具や、テラスという環境を使い、友達と相談し、役割が分担され、受付をしたり人を呼び込んだり、年少には的を近づけてあげたり、と、様々な姿がありました。もちろんそこには、子どもたちの活動を支える教師のさまざまな援助があるのですが、新しい遊びをつくりあげる喜びや楽しさの中で、創造力や思考力、表現力、人と関わる力などなど、数えきれないほどの学びの姿をみることが出来ます。

 あらためて、課題あそび(主活動)とは別の、自分たちでつくっていく遊びを存分に展開できるよう、豊かな時間や空間を保障し、タイムリーに環境を再構築していくことの大切さを感じています。

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平成30年10月1日

 甘い香のキンモクセイや目に鮮やかなヒガンバナ、風にゆれるコスモスなど、秋の花々が美しいこの頃です。

 さて、今年も中学生の職場体験を9月に2校受け入れ、11月にも1校の予定が入っています。園児たちにとって「お姉さん先生」は、小学生とも大人とも違う、新鮮な存在で、沢山の遊びを一緒になって楽しみ、色々な体験をすることが出来ました。職場体験は、仕事の内容をしっかり知る、というよりも、体験を通し、チームワークやコミュニケーション、マナーなど社会性を養うことに視点を置いており、園としても喜んで協力をさせて頂いています。多くの卒園生が希望してきてくれることも大変嬉しいことです。緊張ぎみだった生徒さんも園児たちと思いきり身体を動かして遊ぶ中で、笑顔があふれていきました。
 職場体験を受け入れるのには、園としての大切な願いがあるのです。それは、短い時間ではあるけれど、幼稚園の生活や遊びの中に身を置くことで、幼い頃を思い出してほしいということです。目の前の子どもたちと同じように、家族に愛され、先生たちの愛情に包まれ支えられて、夢中になって遊んでいた幼稚園時代があったことを、愛されている自分、唯一無二の自分を、思春期の入口に、心に刻んでほしいと思っているのです。
 その後に届いた手紙には、「いつも笑顔の子どもたちから私も勉強やダンスをがんばろう、と明るい気持ちになった」とか「自分も挨拶や笑顔、感謝の心を大切にしたい」とか「先生方の優しさがとても心に残り“愛される先生”というのはこういうことなんだと感じた」など、心に響く言葉が綴られていました。

 全力で遊ぶ事の出来る、笑顔に満ちたまっすぐな子どもたちと共にいる幸せに感謝しながら、幸せの心を行き来させ、これからも心を込めた教育・保育の日々を重ねていきたいと、あらためて思ったことでした。今月もどうぞ宜しくお願い致します。

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栗拾い

 9月の様子でお伝えした栗ひろいですが、栗林は園の地続きにあります。
 ですから、栗の花が咲き、若緑色の可愛らしい小さなイガが段々と大きくなっていく様子を、園生活の中で見ながら迎えた収穫なのです。
 出来上がっているのを採るのとは違う、そのプロセスを感じながらの栗ひろいは、体験を重ねた沢山の学びを秘めています。

平成30年9月1日

 さすがのセミも日中を避け、朝夕に鳴くほどの酷暑でしたが、ようやく、ほっとできるような風も吹くようになりました。
 さて、休み明けは新学期へのとまどいに登園をしぶる姿もみられるかもしれませんが、どうぞおおらかな気持ちで見守り、送り出して頂ければと思います。 少しずつ生活リズムが戻り、夏の出来事を弾んだ声で話してくれるようになる事でしょう。

 そして、そのさまざまな体験が2学期からの園生活に存分に活きていくよう、私共教職員も熱い心で研修に臨んで参りました。
 それぞれがテーマをもち学んでくると共に、7月末の「東京都私立幼稚園研修大会」では、昨年に引き続き教育実践をポスターにして発表致しました。その発表内容につきましては、あらためてお示ししたいと思います。

 今学期もより良い教育に向け、様々な見直しをかけながら子どもたちと共に歩み、豊かな日々をつくりあげて参りたいと思います。どうぞ宜しくお願い致します。

平成30年7月18日

 西日本豪雨は、多くの尊い生命を奪い、甚大な被害をもたらしています。謹んで哀悼の意を表し、一日でも早い復興をお祈り申し上げます。今後も全国的に記録的な猛暑が予想されていますので、体調管理に十分ご留意いただきたいと思います。

 さて、不安と期待の入り混じった年度当初から3ヶ月あまりですが、安心と信頼の中で自分らしさを発揮していく育ちのエネルギーを、一人ひとりに感じる日々でした。教育活動の充実は、ひとえにご家族の皆様のご理解、ご協力のお陰であり、心より感謝申し上げます。

 いよいよ夏休みを迎え、夏期どんぐりルームも始まります。ご家庭におかれましては、夏休みならではの新しい様々な出会い、ご家族の時間、地域での時間などを存分に味わい楽しむ機会にしていただき、どうぞお元気にてお過ごしください。

平成30年7月1日

 プールを使っての水遊びが始まっています。ある時、バシャバシャと水をかけあったり、ワニ歩きをしたり、楽しそうに遊ぶ姿を見た方に「水を怖がる子はいないのですか?」と聞かれました。確かに、組み立て式と違い、学校と同じ仕様のプールですから、いきなり、そこに入るとなると抵抗がある子どももいるでしょう。その為、園では、まず「水」に慣れることから始めます。水あそびに最適な芝生の上で、素足になって、水でっぽうなどのおもちゃで存分に遊び、ホースからの水を浴びたりしながら次には水着でビニールプールに入り、水に慣れ、水と遊ぶおもしろさを味わっていきます。
 こうした、段階を踏んだ遊びの経験があるから、フニャフニャしない、色々な遊び方ができる、大きく動ける、より多くの友だちと一緒に遊べる、本格プールへの入水がワクワクとしたものになるのです。そして、自らの活動として楽しみながら様々な学びに結びついていきます。更に園は、次の「泳ぐ」を意識した環境、活動を考えていきます。
 主体的な取り組みをめざすということは、こうした子ども自らが動きたくなるような環境を丁寧につくりあげていく教育のあり方といえます。

 さて、今月は、収穫したじゃが芋を使ってのカレーパーティーもあります。食べ物としていただくまでの様々な過程に思いを馳せ、感謝し、味わいたいと思います。

平成30年6月1日

 園芸種のアジサイの母種とされる額紫陽花が咲き始めています。丸みを帯びたアジサイとは異なる趣きを感じさせ、初夏の訪れを告げているようです。
 さて、先日の交通安全教室には多くの保護者の方にお越し頂き、誠にありがとうございました。東村山警察署と東村山市役所の方々から、自転車のルールについてお話を頂きました。園児たちにも、立派な姿をおほめ頂くと共に、交通安全についてわかりやすくお話して下さいました。その後、歩道から車道へ降りる時の前後の確認、シーズンを迎える水の事故への注意等の話も頂きました。今後も安全教育をすすめて参りますが、何より子どもの手本になるような日々の大人の行動を心掛けていきたいと思います。
 さて、6月は個人面談から始まります。ご進級、ご入園から約2ヶ月弱ですが、ご家庭のご協力を頂き、それぞれに園生活を楽しむ姿が見られ嬉しく思っています。そんな園での姿をお伝えし、ご家庭でのご様子などをお聞かせ頂きながら、お子様の次への豊かな歩みにつなげて参りたいと存じます。

平成30年5月1日

 東側園庭で顔をのぞかせたタンポポが黄色の花を開かせたと思っていたら、もう、かわいい綿毛になって5月の風を待っています。ご入園ご進級から10日ほどでの参観日でも感じて頂けたと存じますが、お子さんの吸収力は素晴らしく、環境をどんどん自分のものにしていく姿があります。だからこそ、大人側が「早く次へ」と急かせることなく、又逆に、「まだ、ここに」と留めることなく、一人ひとりのテンポやリズムを大切にした柔らかな風でありたいと思うのです。
 さて、今月は健康や安全に関連した行事があります。朝ごはんを食べてスタート、昼間は身体を動かして存分に遊ぶ、そして遅くならずにたっぷり寝る、というサイクルが、元気な毎日をつくっていくことをお子さんなりに理解し、行動につながるよう、ご家庭と連携しすすめて参りたいと思います。今月もどうぞ宜しくお願い致します。

平成30年4月1日

 園庭の花々が美しく咲き揃い、平成30年度がスタート致しました。
 ご入園、ご進級、誠におめでとうございます。教職員一同この日を楽しみに待っておりました。
 「つよく・あかるく・かしこい子」の教育目標の下、お子様お一人おひとりの歩みを大切にしながら、ご家庭と手を携え、豊かな成長を願って心を込め、力を尽くして参ります。どうぞ宜しくお願い申し上げます。

平成30年3月1日

 日本人の活躍に湧いた平昌での冬期オリンピックが閉幕しました。ひたむきに努力を続けてきた世界各国の選手たちと、支えてきた方々の姿から、沢山の感動や学びを頂くことができました。ようやく辿り着いた舞台で、天候や他者との接触などのアクシデントに見舞われ、実力を出し切れなかった選手も少なからずいました。さぞや無念であろうと思われる結果であっても、何かや誰かのせいにせず、全てを糧として自身の向上につなげていこうとする姿勢に頭が下がると共に、越えてきた道のりの真の豊かさを思ったのでした。
 さて、いよいよ年度の締めくくりの月を迎えます。
 年少中は、担任交替やクラスメンバーシャッフルなどを行い、期待をもって4月を迎えられるよう環境を整えていきます。園生活で培った、様々な力を子ども自身も感じとりながら、感謝の心をもって進級・進学へと歩を進めて参りたいと存じます。
 ご理解ご協力を頂きました保護者の皆様に感謝申し上げ、残りの日々を大切にして参ります。